めまい
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めまいと自律神経失調症
実は、日常生活で一番よく起こるめまいの原因は自律神経失調症です。
そのため、めまいのことと共に自律神経失調症の原因や対策法を知る必要があります。
自律神経失調症の原因はストレスです。
ストレスを過剰に受けると、自律神経のバランスが崩れます。
※めまいの種類については「めまいの種類と原因と対策」のページをご覧ください。
自律神経は交感神経と副交感神経とがあり、交感神経は働いたりストレスと闘う神経で、副交感神経はリラックスして体を回復させる神経です。この二つの神経のバランスが崩れることが自律神経失調症です。
自律神経失調症は、交感神経が働きすぎて副交感神経が働かないというバランスの崩れ方をします。交感神経が働きすぎると以下のような状態になり、めまいを起こします。
・血管が細くなり血流が悪くなる
・免疫が弱くなりウイルスの活動が活発になる
・過剰な水分が体の一部分に溜まりやすくなる
・炎症を起こしやすくなる
・障害部位が治りにくくなる
では次に、これらとめまいの関係について説明をいたします。
▼血管が細くなり血流が悪くなる
交感神経が過剰に働くと、血管が細くなります。それが耳の中で起これば、三半規管や蝸牛などの器官に血液が届きにくくなります。すると平衡感覚を感じる機能が低下したり、神経が誤作動を起こしたりしてめまいを感じる場合があります。
▼免疫が弱くなりウイルスの活動が活発になる
通常、多くの人がいくつかのウイルスに感染しています。これは不思議なことではありません。免疫力が高い時は、ウイルス自体は活動出来ませんから感染していることに気付かないことも多いのです。
しかし交感神経が過剰に働くことでウイルスに対する免疫が低下し、ウイルスが活動を始めてしまうのです。それが耳の中で起こると、メニエール・内耳炎・前庭神経炎などの原因になるのではないかという説があります。
▼過剰な水分が体の一部に貯まりやすい
▼炎症を起こしやすい
炎症を起こした部分は、体の水分が集まってきます。たとえば、火傷などがいい例です。火傷をしたところは水ぶくれができます。また、膝などに水がたまるというのもよくありますが、これも炎症により水がたまっているのです。
体は炎症部に水を溜めて冷やす能力が備わっています。それが耳のリンパ液などに起こると、メニエールのような状態になると思われます。実は、交感神経が過剰に働くと、体のどこか(その人の弱いところ)で炎症が起きやすくなるのです。これが耳の中で起こるとめまいを起こすようになります。
▼障害部位が治りにくくなる
体には、自然治癒能力(しぜんちゆのうりょく)というものが備わっています。薬などを飲まなくても、自然と体の病気やけがを治そうとする働きのことを言います。
自律神経失調症になり交感神経が過剰に働くと、それと引き換えに副交感神経は働け
なくなります。
この副交感神経が自然治癒能力を働かせているのです。そのため、副交感神経が働けないと自然治癒能力も働けなくなり、病気やケガが非常に治りにくい状態にないります。めまいがなかなか治らないのはこのためです。
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